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立ち耳形成術

立ち耳形成術

立ち耳
「耳が大きく見える」ことに悩んでいませんか?」

立ち耳とは、耳が頭に対して40度以上の角度で立ち上がっている状態をいいます。
通常の耳は、頭に対して約30度の角度で寝ているため、正面からはそれほどはっきりとは見えません。
これに対して立ち耳の方は、この角度が大きいため、耳が正面からはっきりと見える状態になります。
立ち耳の原因は、外耳に存在する「対耳輪」と呼ばれる部分が未発達である場合に生じます。

対耳輪

対耳輪は軟骨でできており、耳の外側を頭側に折り曲げる形に曲がっています。この形は胎児の段階で形成され、出生後はそれ以上発達しません。そのため立ち耳の状態で生まれた方が、成長過程で自然に治るということはありません。

立ち耳の治療というのは、この対耳輪を形成する手術です。折れ曲がりのない「つるんとした軟骨」を、頭側に曲がった状態に形を変えるのです。手術自体は決して難しいものではありません。

施術方法

1.まず外耳の後ろ側を切開し、軟骨が見えるまで表皮を剥がしていきます。

2.露出した軟骨に、これから形成する対耳輪と同じ方向に、3~4本のスジを入れます。

3.スジを入れた軟骨に対し、マットレス法と呼ばれる方法で糸をかけます。この糸を引っ張ると、スジを入れた部分がキュッと狭まり「谷」ができます。その結果反対側には「山」ができ、耳の外側が頭側に曲がります。これで対耳輪ができあがったわけです。

4.十分に止血した後、切開部の縫合を行います。

5.術後、ボルスター固定を行います。これは、手術で形成された対耳輪の「山側」の両側にできた凹みに沿って円筒形の綿を入れ、糸をかけて圧迫固定することをいいます。切開した軟骨の中は出血しやすい状態になっているため、上から圧迫することで出血を止めておくのです。

6.術後1週間程度でボルスターを除去し、抜糸を行います。手術自体は両耳合わせて1時間程度で終わります。麻酔は局所麻酔です。

手術のポイント

1.形成する対耳輪の形を適切にデザインすることです。

2.軟骨にスジを入れる時,ある程度の深さまでメスを入れる必要がありますが、あまり深く切りすぎるとマットレス法による変形がうまくいきません。

3.術後のボルスター固定をしっかり行うことです。

この施術で最も怖いのは、術後出血を起こし、まわりに浸潤してしまうことです。
こうなると耳が腫れてしまい、耳が変形することもあります。
きちんとした経験と技術をもつドクターに任せれば、このような心配はありません。

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